●盛会御礼●5月21日(日)14:00~公共哲学を学ぶ会「安倍政権の検証 森友問題と共謀罪を考える」

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先制攻撃も辞さずというトランプ大統領は原子力空母を北上させ、極東地域の緊張が高まっています。韓国の指導者たちがそろって、このような強行姿勢に反対しているのに、一人安倍自公政権のみが米国を支持して、緊張を盛り上げている。
森友問題や共謀罪で支持率を落とした安倍政権が支持率回復のために、北朝鮮問題を利用している感すらあります。
他方、安倍政権は健康保健や介護保険を改悪し、大学には軍学共同研究を迫っています。
このような安倍政権にどう対処すべきか、みんなで考えてみたいと思います。

友人知人を誘ってお出かけください。
転送・転載・拡散 よろしくお願いします。
(添付したファイルや、ベグライテンHPをご利用ください。)

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ベグライテン 5月例会(公共哲学を学ぶ会) のご案内

安倍政権の検証

―森友問題と共謀罪を考える―

講  師:佐藤 学 さん

(学習院大学教授・東京大学名誉教授)

講師略歴:三重大学助教授・東京大学助教授・教授を経て、2012年より現職。米国教育アカデミー会員。日本学術会議第一部元部長。日本教育学会元会長。アメリカ教育学会名誉会員。
主な著書:米国カリキュラム改造史研究』『学校改革の哲学』(以上、東京大学出版会)、『教育改革をデザインする』『専門家として教師を育てる』(以上、岩波書店)、『教師というアポリア』『学びの快楽』(以上、世織書房)、『学校の挑戦』『教師花伝書』(以上、小学館)など多数。

日  時:5月21日(日) 14:00~16:30 (13:30 開場)

場  所:上智大学 四谷校舎 6号館 2F 201教室
〒102-8554 千代田区紀尾井町 7-1
(JR中央線・東京メトロ丸の内線/南北線四ツ谷駅 麹町口・赤坂口から徒歩5分)
http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya

参加費:1,000 円(学生、生保・障害者 500円)
☆どなたでも参加できます。事前申込は、不要です。
☆終了後、講師を囲んで懇親会を予定しています。 各自が飲食された分をお支払いいただきます。

◆講師からひとこと◆

森友学園問題と安倍政権との繋がりは、今なお不透明なところが多いが、森友問題は安倍政権の下で起こり、安倍政権の体質と本質を表現する事件であったことは確かである。一方、共謀罪の法案は 、特定秘密保護法の成立、安全保障関連法の成立との連続性をもつものであり、日本を「戦争ができる国」から「戦争をする国」へと変える途上として国会審議に突入している。

この二つの出来事を中心に安倍政権の体質と本質について検証したい。

森友問題が、ここまで人々の関心を呼び、大きな問題に発展したのは、森友学園が極右的な教育を行って安倍政権の人脈の特異なイデオロギーを顕現していたことと、強引な土地買収の疑惑が安倍政権下の官僚の堕落を表現していたからである。また、共謀罪の危険性が叫ばれているのも、治安維持法によって戦争へ突入した歴史が再現される危険性があるからである。

問われているのは国のかたちであり、社会のあり方であろう。
なぜ、このような事態が生じているのか。そして、日本の社会と文化と教育は、どう変えられようとしているのか。
参加者とともに深く探求し合いたい。

主 催: ベグライテン FB https://www.facebook.com/begleiten2/
ミシュカの森 FB https://www.facebook.com/mforest

共 催: 上智大学哲学科

問合せ:090-9146-6667(関根) ・ ANA71805@nifty.com(入江)

チラシ → 安部政権の検証