◎盛会御礼◎5月6日(土)14:00~連続講座「ケアの哲学入門」第2回 

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ベグライテンは、ケアの哲学と公共哲学を共に学び、身につけて、毎日の生活の中で直面する諸課題
に対処して行くことを目指している会ですが、時節柄、最近少し公共の学びに偏っているところがあ
るので、ケアを基礎から学び直す連続講座を企画しました。
ケアの初心者も、昔しっかり学んだけれど毎日の激務の中で忘れそうになっている人も、初心に帰り
基礎からケアの本質を学び直してみませんか?

ノートルダム清心女子大学の崎川 修先生にお願いして、全5回、2か月に1回の連続講座を企画しまし
た。第1回は、予想を上回る参加者で込み合いましたので、今回は新しく広い会場にいたしました。
色々な事情から、連休中の開催になってしまいましたが、友人知人をお誘いしてお出かけください。

転送・転載・拡散 よろしくお願いします。

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         (連続講座) ケアの哲学入門~共に生きるための姿勢~ (第 2 回)            

                            ◇ケアの概念を考える◇

「ケア」について考えることは、他者のために何が出来るかを考えることであると同時に、また私た
ち 自身が「自己」を見つめ、いかに生きるべきかを深く考えることに他なり
ません。ケアは弱者に対する 援助の具体的方法であるだけではなく、いつでも私たちの人間的な「
生 LIFE」を作り出す「かかわり」 の基本的な姿勢でもあるのです。
この連続講座では、当たり前のように使われている「ケア」という言葉の意味を問い直すところから
 出発し、それをただ「専門的な技法」としてだけではなく、人間としての
「生き方」の問題としても意 識できるように、ご一緒に考えて参りたいと思います。 

第二回目は、「ケア」という概念の定義を考えます。なんとなく「口当たりのいい言葉」として曖昧
に使われがちなこの語を、語源や用法から解き明かしながら、その本質を「日常性」や「相互性」「
協働性」と言ったキーワードから見つめ直します。(参考文献:プリント資料を配布する予定です)

(3 回目以後の予定)
 第 1 回 人間を見つめる~ケアと生の地平~(終了)
   第 3 回 愛することとケアすること
   第 4 回 トラウマの人間学 ~心身との語らい
   第 5 回 スピリチュアルケア ~祈りと希望

【日 時】2017 年 5月 6 日(土)14:00~16:30
【場 所】上智大学 6号館 2F  203教室
            (北門と東門の間にできた、新しく一番大きな建物)

【講 師】崎川 修 さん(ノートルダム清心女子大学 准教授)

 (略歴)1971 年 東京生まれ 上智大学大学院哲学研究科博士後期課程満期退学 2009年 

上智大学文学部哲学科常勤嘱託講師(キリスト教人間学担当)   2013 年 ノートルダム清心女子大
学人間生活学部准教授(現在に至る)   専門は現代哲学、人間学、キリスト教倫理。

(共著書)に 『心とは何か』北大路書房、『ニヒリズムとの 対話』晃洋書房、『教養としての応用倫
理学』丸善出版、『ケアを生きる私たち』大学教育出版など。

【主 催】ベグライテン https://www.facebook.com/begleiten2
             ミシュカの森 https://www.facebook.com/mforest
【共 催】上智大学 哲学科

【問い合わせ】 関根 090-9146-6667        ANA71805@nifty.com(入江)

チラシ → ケアの哲学入門第2回