8/25(日)連続講座・公共哲学入門2024「政治に目的はあるか?」

連続講座・公共哲学入門2024(第1回)

 

政治に目的はあるか?

講師 :大橋 容一郎 さん(上智大学名誉教授)

 

日時 :8月25日(日)14:00~16:30
(13:30から入室できます。)
(当日は時間が取れない方も、事後録画配信で参加できます。)

場所 :大橋先生のご実家 及び オンライン

世界でも日本でも、政治体制を決める選挙が近づいてきました。今日の民間企業では目的的(パーパス)経営が当たり前ですが、経済社会と政治の方向にはずれがあるように思えます。近代政治は、目的を目ざすシステムというより、社会に必要な権力作用であって、そもそも目的性などないという考え方があります。一方で、NHKの高校講座『公共』では、政治の大きな目的は「人権保障」だと述べられています。皆さんはどういう見方を取っているのでしょうか。政治の目的という問題について、哲学思想の立場から改めて考えたいと思います。

講師略歴 : 1952年2月東京都生まれ。上智大学文学部で長く教え、同大哲学科長、文学部長等を歴任。多数の国公私立大学でも講義。2022年4月より同大名誉教授。上智大学グリーフケア研究所客員所員、日本フィヒテ協会会長。ケーベル会会長。

業績 : カント『道徳形而上学の基礎づけ』(岩波書店)、『新しく学ぶ西洋哲学史』(ミネルヴァ書房)、『ケアリングの視座』(晃洋書房)、『カント全集』(岩波書店)、『フィヒテ全集』(晢書房)、『広辞苑第7版』(岩波書店)、『世界人名大辞典』(岩波書店)、『哲学思想事典』(岩波書店)、『哲学の歴史』(中央公論新社)など。近代哲学・ケアと身体の哲学・近代日本思想などに関する学術論文多数。 専門は、近世現代哲学・倫理学。

連続講義のこれまでと今後 :2022,23年度:(第1回)旧教育基本法と日本国憲法の成立、(第2回)教育勅語と日本国憲法、(第3回)公共性と公開性、(第4回)SDGsと日本国憲法のすがた、(第5回)政治倫理・法倫理と道徳性、(第6回)法・経済と文化主義-日本の公共性が歪んだ歴史を振り返る、
2024年度:(第1回)政治に目的はあるか?、(第2回)・(第3回)公共性と表現の自由、機密保護の論理、企業の公共性など(未定)

 

申込み方法①:当日 会場参加
13:40(厳守)に 丸ノ内線 新高円寺駅 荻窪行きホームの改札出口に集合。大橋先生のご実家までご案内します。
次のURLからお申込みください。
https://forms.gle/QvC8uuzfnB9tuXYAA

申込み方法②:当日オンライン 及び 事後録画配信
 次のpeatixアドレスから申込み(注1)、各自が選択された方法で事前にお支払いください。(QRコードは、下記URLのチラシ(注2)にあります。)    https://begleiten240825.peatix.com/

当日参加できないので事後録画配信を希望する人は、アンケートにその旨記入してください。

コンビニからのお申込み・お支払いは8月24日(土)まで、クレジットカードを使用してのお申込み・お支払いは、8月25日(土)12:00までです。

ZoomのURL:お申込み確認後、8月25日(日)13:00~13:30にZoomのURL、ID、パスワードを、個別にご連絡します。

 

主催:ベグライテン
HP: http://begleiten.org/
FB: https://www.facebook.com/begleiten2/
Twitter: https://twitter.com/Begleiten2001

問合せ・連絡先:
関根和彦 090-9146-6667 k_sekine@f7.dion.ne.jp