◎盛会御礼◎9月24日(日)14:00~ 9月例会「ケアと暴力と悲嘆」ー日本の文芸からー

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                                        べグライテン 9月例会のご案内

 

 ケアと暴力と悲嘆――日本の文芸から――

 

講師:島薗 進 さん

(上智大学大学院実践宗教学研究科教授・上智大学グリーフケア研究所所長)

日時:9月24日(日) 14:00~16:30(13:30 開場)

場所:上智大学 四谷キャンパス 中央図書館 8F 821会議室

〒102 – 8554 千代田区紀尾井町7 – 1 (JR中央線・東京メトロ丸の内線/南北線四ツ谷駅 麹町口・赤坂口から徒歩7分)
http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya

参加費:1,000 円(学生、生保・障害者 500円)

☆終了後、講師を囲んで懇親会を予定しています。 (各自が飲食された分をお支払いいただきます。)
☆図書館なので、事前に申し込みが必要です。

申込み方法:氏名、〒、住所、携帯番号、メールアドレスを記入し、次の方法でお申込みください。

1 申込フォーム    https://goo.gl/forms/b9aa7Xkf7K3TQyM43

2 FAXによる申込み  050-3737-2636  後藤宛て

               講師からひとこと

暴力の避けがたさの自覚と悲嘆は、古くから宗教や文芸が語ってきたことではないだろうか。宗教
も文芸も避けがたい暴力と悲嘆へのケアの装置としての側面を持っている。現代ではそれは誰もが取り組める可能性を持つ
実践として、学び育てる事柄に転じている。そのような歴史的な流れを意識しながら、日本の文芸における暴力の自覚と
悲嘆の表現について見ていきたい。悲嘆に自覚的に取り組むことは赦しや和解につながるものであり、人権や公共哲学
に関わるテーマであることを述べていきたい。

略歴:1948年東京生まれ。1977年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。
東京大学 文学部宗教学宗教史学科教授、同大学院人文社会系研究科教授を経て、現職に至る。

主な著書:『現代救済宗教論』(青弓社、1992)、『<癒す知>の系譜-科学と宗教の狭間』(吉川 弘文館)、
『スピリチュアリティの興隆 新霊性文化とその周辺』(2007)、『国家神道と日本人』(2010)、『日本仏教の社会倫理』(2013)
(以上、岩波書店)、『宗教学の名著30』(2008、筑摩書店 )、『日本人の死生観を読む』(2012、朝日新聞出版)、
『現代宗教とスピリチュアリティ』(2012 、弘文堂)、『つくられた放射線「安全」論』(2013、河出書房新社)、
『精神世界のゆくえ』(東京堂出版、1996、秋山書店、2007)、From Salvation to Spirituality(2004, Trans Pacific Press)、
『いのちの始まりの生命倫理』(2006、春秋社)、『倫理良書を読む』(2014、弘文堂)、
『いのちを“つくって”もいいですか』(2016、NHK出版)。

主催: ベグライテン FB https://www.facebook.com/begleiten2/
ミシュカの森 FB https://www.facebook.com/mforest

共催: 上智大学哲学科
問合せ:
090-9146-6667(関根) ・ ANA71805@nifty.com(入江)

ちらし → 9月例会チラシ