◆盛会御礼◆2月19日(日)14:00~ 公共哲学を学ぶ会  本田 宏さん

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なぜ日本の医療・介護が充実しないのか

ー温故知新、ルーツは明治維新にあったー

〇講 師:

本田 宏 さん

(NPO法人 医療制度研究会副理事長)

<略歴>1954年 福島県郡山市生まれ、1979年 国立弘前大学医学部卒、1989年 埼玉県済生会栗橋病院外科部長、
1994年 東京女子医科大学第3外科助教授、2001年 栗橋病院副院長、2011年 同院院長補佐、2015年に退職。
その後、講演等の情報発信と種々の市民活動参加を通じて、幅広い国民の連帯を形成するために全力を投じ、現在に至る。

主な著書:「誰が日本の医療を殺すのか」(洋泉社 2007年) 「医療崩壊のウソとホント」(PHP 2009年)
「本当の医療崩壊はこれからやってくる」(洋泉社 2015年) 「がんになる性格 ならない性格」(廣済堂 2016年)

◆講師からのひとこと◆

「医療は政治!」

 20年近く医師不足や低医療費の問題を訴えてきましたが、医療・介護崩壊阻止のために2年前に外科医を引退して医療&日本再生のために活動中です。

 日本は1980年代初頭に厚生省官僚が唱えた「医療費亡国論」で、医師数も医療費も先進国最低となってしまいました。しかし、財政赤字が声高に叫ばれてさらなる医療費や介護予算の削減が目論まれる一方、東京五輪やリニア新幹線、防衛費には惜しみなく予算が注ぎ込まれています。

 さらに戦後70年が経過して、国民の無関心を良いことに特定秘密保護法・安保関連法が強行採決され、五輪を口実に共謀罪までが国会審議中で、まるで大日本帝国時代への回帰を目指しているようです。

 白血病発見で有名なドイツの病理学者ウイルヒョウは「医療は政治」という言葉を残していますが、何故日本はこのよう状況になってしまったのでしょうか。温故知新!、医療崩壊のルーツ「明治維新」を振り返って、ご一緒に医療&日本再生の処方箋を考えてみませんか。

〇日 時:2017年2月19日(日) 14:00~16:30

〇会 場:上智大学 中央図書館 8F 821会議室
〒102-8554 千代田区紀尾井町7 – 1
(JR中央線・東京メトロ丸の内線/南北線四ツ谷駅麹町口・赤坂口から徒歩7分)
http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya

○終了後,講師を囲んで懇親会を予定しています。(各自が飲食した分をお支払いいただきます。

〇参加費:1,000 円(学生/生保・障害者 500円)*どなたでも参加できます

事前に申し込みをしないと、入館できません。

◎申込方法:要申込!  前日までメールで受付。
件名を「2.19講演会参加希望」とし、氏名を明記すること。定員を超えた場合のみ返信します。

info@begleiten.org

当日は,図書館入口において、名簿でご自身の名前をチェックしてから、ご入館ください。

チラシ → 例会チラシ