◆申込は11月7日まで◆上智公開講座 (No.2126)ソフィア・コミュニティ・カレッジ 2018年度秋期

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ソフィア・コミュニティ・カレッジ  2018年度秋期 教養・実務講座

 

講座名

人間らしく生きる

~不安定化し、軋み始めた世界-北東アジアに平和は来るのか~

講座番号 2126

 

【講座趣旨

板門店で南北首脳会談が実現し、東アジアに平和への希望が出てきた一方で、最重要な米朝関係は今後も曲折が予想されます。アメリカはさらにイランとの核合意からの離脱、大使館のエルサレム移転などで紛争地域に不安定化をもたらしてもいます。それでも核廃絶では、北朝鮮の核実験場の閉鎖に先だって、国連で核兵器禁止条約が採択され、それに貢献した国際NGO のICAN がノーベル平和
賞を受賞しました。
国内では安倍長期政権が、公私混同の乱暴な政治手法で日本の国を危うくしていますが、議会制民主主義を踏みにじるその態度への批判も大きくなってきました。経済ではアベノミクスでも格差はいっこうに縮まらず、働き方改革法案のずさんさもあいまってむしろ民主主義を取り戻す市民運動に希望を見出す人も増えています。平和が芽ばえはじめた一方で、世界はさらに不安定化し、きしみはじめてもいるようです。
私たちが人間らしく生きられる社会の原理とは何でしょうか?各界の有識者にご意見を伺い、受講者の皆さまと共に考える機会にしたいと思います。

 

【講座概要】

【開講期間】2018年10月10日から  指定水曜日 19:00~20:30
全11回 定員100名
【受講料】¥29,700
●テキスト : 講師よりプリント配布(実費徴収)※全回分500 円
【受講申込み】 11月7 日(水)まで受付 ※本講座は講座変更できません。

【コーディネーター・講師】 大橋容一郎 上智大学文学部哲学科教授

【講義スケジュール】
10/10  大橋 容一郎(上智大学文学部哲学科教授)
市民的公共性について(講座趣旨説明を含む)
10/17  孫崎 亨(東アジア共同体研究所理事・所長)
激変する国際情勢~北東アジアは安定に向かうのか~
10/24  宇都宮 健児(元日本弁護士連合会会長)
日本と韓国、市民運動と自治体
~ソウル市の改革と韓国の市民運動に学ぶ~
11/07  水野 和夫(法政大学法学部教授)
日本経済の行方~拡大する格差~
11/14  前川 喜平(現代教育行政研究会代表、前文部科学省事務次官)
日本の行政を立て直す
11/21  畠山 澄子(ピースボートジャパンスタッフ)
若者の立場から
~被爆者と世界へ:核兵器禁止条約までの10 年とこれから~
12/05  伊藤  真 (弁護士、伊藤塾塾長)
自民党改憲案をめぐって~護憲的改憲論にも触れながら~
12/12   上野 千鶴子(東京大学名誉教授、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長)
セクハラ、DV、家事労働:女性の経験の再定義
12 /19   アーサー・ビナード(詩人)
文化人はいま
1/9      金平 茂紀 (TBS「報道特集」キャスター、早稲田大学大学院客員教授)
ジャーナリズムの変質と社会の変容
1/16     島薗  進(上智大学大学院実践宗教学研究科委員長)
天皇崇敬と近代日本の倫理性

【主催・申込先】上智上智大学公開学習センター TEL 03-3238-3552
「上智公開講座 オンライン予約」で 検索してください。

検索☚ https://web.my-class.jp/sophia/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=128922#program-shosai-table

チラシ → 秋期講座チラシ