◆終了◆10月2日(日) 14:00~ 15周年記念特別例会『ケアと公共を考える・・・隔たりと橋渡し・・・』

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          ベグライテン15周年記念特別例会

         ケアと公共を考える・・・隔たりと橋渡し・・・

 

講 師島薗 進 さん(東京大学名誉教授、上智大学大学院特任教授 グリーフケア研究所所長)

日 時:10月2日(日) 14:00~16:30

会 場:上智大学 3号館 1F 123教室 〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
(JR中央線・東京メトロ丸の内線 南北線 四ツ谷駅麹町口・赤坂口から 徒歩5分)
http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya

参加費:1,000円 (学生/生保・障害のある人 500円)
☆どなたでも参加できます。 事前申込は、不要です。

懇親会:終了後、講師を囲んで、懇親会を予定しています。参加費は、3500円です。

 

               ■講師からひとこと■

多くの人が関心をもち、 社会的な対立に関わるような事柄について、 発言し行動しようとする
と、 おのずから明晰で説得力のある言葉が必要とされる。公共的な討議にのるような言葉だ。
哲学や社会科学の概念なども必要となり、 基礎知識がないと理解しにくいような言い方も避けら
れない。若いころ、そんな言葉に親しむようになり、そうした表現領域の習得に熱を入れた時期が
あった。だが、やがてそれでは何か足りないと思うようになった。
生活の現場で苦楽をともにしながら経験され、語られている言葉の水準と関連づけることも必要
である。 そこで、宗教学や民俗学にひかれ、フィールドワークに基づく研究をするようになった。
だが、それも外から観察するという姿勢が中心だったが、だんだんケアの現場になかば参加すること
まで含むようになった。自分の学問の経験から「ケアと公共」の隔たりと橋渡しについて、考えて
みたい。

講師略歴:
1948年東京生まれ。1977年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。 東京大学文学部
宗教学宗教史学科教授、同 大学院人文社会系研究科教授を経て、現在、上智大学大学院実践宗教学
研究科研究科長・特任教授、同グリーフケア研究所所長、同モニュメンタニポニカ所長。

主な著書:
『現代救済宗教論』(青弓社、1992)、 『<癒す知>の系譜-科学と宗教の狭間』(吉川弘文館)、
『スピリチュアリティの興隆 新霊性文化とその周 辺』(2007)、『国家神道と日本人』(2010)、
『日本仏教の社会倫理』(2013)(以上、岩波書店)、『宗教学の名著30』(2008、筑摩書店)、
『日本人の死生観を読む』(2012、朝日新聞出版)、『現代宗教とスピリチュアリティ』(2012、弘
文堂)、『つくられた放射線「安全」論』(2013、河出書房新社)、『精神世界のゆくえ』(東京
堂出版、1996、秋山書店、2007)、From Salvation to Spirituality(2004, Trans Pacific
Press)、『いのちの始まりの生命倫 理』(2006、春秋社)、『倫理良書を読む』(2014、弘文堂)、
『いのちを“つくって”もいいですか』 (2016、NHK出版)。

【主催・問合せ】
ベグライテン:090-9146-6667 (関根)
https://www.facebook.com/begleiten2?fref=ts           http://begleiten.org/
ミシュカの森:ANA71805@nifty.com(入江)      https://www.facebook.com/mforest?fref=ts

【共 催】 上智大学哲学科

【チラシ】 → ベグライテン15周年特別例会