10/23(日) ケアの哲学入門 家族とケアの風景~物語から身体へ~

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連続講義・ケアの哲学入門2022/23(第3回)

 

家族とケアの風景 〜物語から身体へ〜

講師: 﨑川 修 さん (ノートルダム清心女子大学 教授)

日 時:10月23日(日)14:00~16:30(13:00から入室できます。)

場 所:Zoomによるオンライン・ミーティングとして行います。

 

講師からひとこと

ケアを学ぶことは、決していわゆる「ケアワーカー」の専門的な知識や技術を身につけることではありません。ケアは私たちが人間として生きていくために与えられた可能性であり、時代を超えて引き継がれてきた「文化」です。高度な科学文明のもとで複雑に絡み、悩み多き現代の日常を生き抜いていくために、今や私たちの誰もが「ケア」の視点を備え、人と世界のあり方を見つめなおしていく必要があるように思われます。

今回はケアを考える文脈・背景として重要な「家族」に注目します。少子高齢化が急速に進行し、家族の在り方は大きく変化していますが、近代社会を構造的に支え続けてきた「家族という物語」は、形を変えながらも私たちの日常に根を張り巡らせています。見えにくい場所で絡まりあい、さまざまな苦悩や葛藤を生み出すこの〈根〉を解きほぐすようなケアの営みの可能性を、ご一緒に考えて参りたいと思います。

 

(今後の予定)
第1回 ケアを学ぶ〜生きるための哲学(終了)
第2回 依存と共存 〜ケアとアディクション〜 (終了)
第4回 感覚から世界を編み直す〜アートとケアの未来

 

講師略歴:

1971年 東京生まれ 上智大学大学院哲学研究科博士後期課程満期退学
2009年 上智大学文学部哲学科常勤嘱託講師(キリスト教人間学担当)
2013年 ノートルダム清心女子大学人間生活学部に着任(現在に至る)
専門は現代哲学、人間学、キリスト教倫理。

 

主な著書:『他者と沈黙〜ウィトゲンシュタインからケアの哲学へ』(晃洋書房)
『教養としての応用倫理学』(共著・丸善出版)、     『ケアを生きる私たち』(共著・大学教育出版)など。

 

参加費:一人1,000円  (入金後のキャンセルは、ご容赦ください。)

申込み方法:次のpeatixアドレスから申込み、各自が選択された方法で事前にお支払いください。
https://begleiten221023-2.peatix.com/

お申込み・お支払いは、コンビニ経由の場合10月22日(土)まで、クレジットカード利用の場合は、10月23日(日)12:00までです。

 

ZoomのURL: お支払い確認後、10月23日12:30~13:00にZoomのURL、ID、パスワードを、個別にご連絡します。

Zoomを利用されたことのない方は、使用方法をお伝えします。お申込み時にお知らせください。

事後配信については、アンケートの事後配信欄に記入してください。

 

 

 

 

 

主催 : ベグライテン

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問合せ・連絡先:

関根和彦 090-9146-6667 k_sekine@f7.dion.ne.jp