4/17(日) 原発事故から11年 福島の今は

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ベグライテン4月例会

 

原発事故から11年 福島の今は

 

講師:武藤類子さん(福島原発告訴団団長)

日時:4月17日(日)14:00〜16:30(13:00から入室できます。)

 

場所:Zoomによるオンライン・ミーティングとして行います。

 

講師からのひとこと

原発事故から11年の月日が経つが、未だ「原子力緊急事態宣言」は解除されず、事故は続いている。

しかし、「復興」という言葉が大きくクローズアップされ、被災地に莫大な復興予算を投じた、福島県には今までなかった最先端技術を開発する研究所や、企業が次々と進出し、県外からの移住政策が推進され、「事故は終わった、前へ進んで行こう」という空気が醸成されている。

その陰で、ALPS処理汚染水の海洋放出、汚染土を「再生資材」と名を変えての再利用、小児甲状腺がんの多発、子どもたちへの放射線教育の後退、原発サイト内での被ばく労働など深刻な問題は不可視化されている。「故郷を元に戻してほしい」という原発事故の被害者が望んだ復興とは、大きく乖離していると感じる。

原発は一度事故を起こしてしまったら、被害が長く続くだけではなく、多岐に広がる。ロシアのウクライナの原発への攻撃で、原発は核兵器にもなり得るという事を多くの人が認識したと思う。地球はあらゆる生命の住処。今、人類の一人一人が本気で原発について考える必要がある。

 

講師略歴:
1953年福島県生まれ。福島県三春町在住。版下職人、養護学校教員を経て、2003年に里山喫茶「燦(きらら)」を開店。チェルノブイリ原発事故を機に反原発運動にかかわる。福島原発事故後は、東電旧経営陣の刑事責任を問う活動の他、原発事故被害者団体連絡会代、3・11甲状腺がん子ども基金副代表理事を担う。

主な著書:
「福島からあなたへ」「10年後の福島からあなたへ」(大月書店)、「どんぐりの森から」(緑風出版)

 

参加費:一人1,000円(入金後のキャンセルはご容赦ください。)

申込み方法:次のpeatixアドレスからお申し込みください。
https://begleiten220417.peatix.com/

ZoomのURL:お申込み確認後、4月17日(日)12:30~13:00にZoomのURL、ID、パスワードを、個別にご連絡します。

Zoomを利用されたことのない方は、使用方法をお伝えします。お申込み時にお知らせください。

 

 

主催:ベグライテン
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問合せ・連絡先:
関根和彦 090-9146-6667 k_sekine@f7.dion.ne.jp