11/27(土) 発信元は現場! ~介護システムの現状から社会を問い直す~

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ベグライテンケアセミナー11月例会

発信元は現場! ~介護システムの現状から社会を問い直す~

 

講師:藤原るかさん(介護福祉士、ホームヘルパー)

 

日時:11月27日(土)19:00~21:30(18:30から入室できます。)

方法:Zoomによるオンライン・セミナーです。

 

新型コロナウィルス感染症は、日本の社会や国のありようを浮き彫りにしましたが、先月行われた衆議院選挙は日本の医療や介護・保育の状況を劇的に変えることにはつながりませんでした。

岸田新政権も、介護・保育関係者の給与の低い事は認めましたが、対策として出された額はわずか3%!これでは、全産業平均との差額8万円~10万円に追いつくことも、訪問介護在職者の平均年齢60才、有効求人倍率15倍を改善することも、到底できません。

私は、私たちが毎日の生活の中で直面するケアと人権の状況を、当事者として、家族として、支援者として話し合い、伝え合い、広げて行くことが、社会や政治を変えて行く力になると考えています。

今回は、TVなどマスコミでは中々報道されないコロナ禍での在宅介護の現場の様子や、介護保険の申請主義下でのケアの日々の状況、『世界のヘルパーさんと出会う旅』で知った日本に取り入れたいシステムなどをお話しさせていただこうと思っております。そしてみなさまと意見交換しながら、政府や自治体への政策提言をまとめて行けたらと考えております。

 

講師略歴:1955年生まれ。1990年に公務員ヘルパーとなる。介護保険スタート時より民間ヘルパーステーションに移り現在に至る。介護福祉士・1級ホームヘルパー。「共に介護を学びあい・励まし合いネットワーク」主宰。
2011年99歳のおばあちゃんを連れて厚生労働省を訪問。生活援助を介護保険から外そうと目論む厚生省に対し、「それでは高齢者のQOLを保てず、ヘルパー労働条件の悪化につながる」と抗議した。
1日500円を貯めて「世界のヘルパーさんと出会う旅」等を企画している。
2019年11月「人手不足は国の責任!」と国を相手取り裁判を起こし、東京地裁で係争中。

著書:『介護ヘルパーは見た』『介護ヘルパーはデリヘルじゃない』幻冬舎、『ホームヘルパーを知っていますか』萌文社(共著)、『介護における自立援助』クリエイツかもがわ出版(共著)など。

 

参加費:一人1,000円(入金後のキャンセルは、ご容赦ください。)

申込み・支払い方法:次のpeatixアドレスから申込み、各自が選択された方法で事前にお支払いください。
https://begleiten211127.peatix.com/
(コンビニ経由の申込み・支払いは、26日まで、クレジットカード払いの場合は27日18:00までです。)
ZoomのURL:お支払い確認後、11月27日18:00~18:30の間にZoomのURL、ID、パスワードを、個別にご連絡します。
Zoomを利用されたことのない方は、使用方法をお伝えします。お申込み時にお知らせください。

 

 

主催:ベグライテン

HP:http://begleiten.org
FaceBook:https://www.facebook.combegleiten2
Twitter:https://twitter.com/Begleiten2001

 

問合せ・連絡先:関根和彦
090-9146-6667 k_sekine@f7.dion.ne.jp