2/28(日) 連続講義・ケアの哲学入門2021(第1回)

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連続講義・ケアの哲学入門2021(第1回)

沈黙とケアの眼差し~死と再生の哲学~

 

講師:﨑川 修 さん(ノートルダム清心女子大学 准教授)

 

略歴

1971年 東京生まれ 上智大学大学院哲学研究科博士後期課程満期退学
2009年 上智大学文学部哲学科常勤嘱託講師(キリスト教人間学担当)
2013年 ノートルダム清心女子大学人間生活学部准教授(現在に至る)
専門は現代哲学、人間学、キリスト教倫理。

 

著書

『他者と沈黙 〜ウィトゲンシュタインからケアの哲学へ』(晃洋書房)、
『教養としての応用倫理学』(丸善出版;共著)、
『ケアを生きる私たち』(大学教育出版;共著)など。

 

コロナ禍は私たちの生活を一変させました。いのちの切迫した危機が声高に語られる一方で、それを守るために必要な「距離」は、当たり前の日常を変質させ、日々のくらしを支える様々な「ケア」の営みもまた危機に晒され続けています。

距離に隔てられる中で、私たちはメディアを通じて「言葉」「表現」を伝えあい、そこに新たなケアの可能性を求めてきたとも言えます。しかしまた「言葉」は人を傷つけ、あらたな距離を生み出す危険性も秘めています。新たな危機の時代に必要な「ケアの眼差し」は、瞬時にひろがる「共感の言葉」よりも、むしろ時間をかけた「距離の静けさ」の中で、醸成されるのではないか、そしてそれが私たちの傷ついた日常を再生させてくれるのではないかと、私は考えています。

今回は、昨春出版した著書『他者と沈黙』をご紹介しながら、いのちの危機を見つめるケアのかたちを、ご一緒に探ってまいりたいと思います。(今後の予定:3月下旬、8月、9月に開講予定)

 

日時:2月28日(日)14:00~16:30 (13:00から入室できます。)

場所:Zoomによるオンライン・ミーティングとして行います。

参加費: 一人 1,000円(入金後のキャンセルは、ご容赦ください。)

申込み方法:次のPeatixアドレスから申込み、各自が選択された方法で、事前にお支払いください。
https://begleiten210228.peatix.com

申込み・支払いの方法が分からない方はこちらの説明をご覧ください。Peatixから申込み・支払う方法210228

ZoomのURL:お支払い確認後、2月28日12:30~13:00に、ZoomのURL、ID、パスワードを、個別にご連絡します。Zoomを利用されたことのない方は、使用方法をお伝えします。お申込み時にお知らせください。

 

主催:ベグライテン
http://begleiten.org/
https://www.facebook.com/begleiten2
https://twitter.com/Begleiten2001

 

問合せ・連絡先:関根和彦
090-9146-6667
k_sekine@f7.dion.ne.jp