ベグライテンが、さまざまなかたちで応援している上智大学コミュニティ・カレッジの講座
「人権とケア」をご案内します。
この講座をようやく復活できたと思っていたところ、コミュニティ・カレッジじたいが、
今期限りになってしまいました。
とても残念ですが、しっかり学んでお終いにしましょう。
転送・転載・拡散 よろしくお願いします。
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ソフィア・コミュニティ・カレッジ
2019年度秋期 教養・実務講座
講座番号 2128
人権とケア
身近にある差別や人権侵害にどう向き合えば良いのか
チラシ → 2019秋期講座 2128
だれでも、自分が不当に差別され、無視されて、自分の尊厳や人権が脅かされている
と感じたことがあるのではないのでしょうか?
そんな時、自分を守るためには知識と、何よりとても勇気と忍耐と努力がいると
思い知らされたのではありませんか?
そして、悩んでいる「私の話」を親身になって聞いてくれる人が、どんなに欲しかったことか……
友人や知人に相談されたときも、大変です。
その人の気持ちや置かれている状況、その人の生き方や生い立ちの物語に耳を傾けながら、
寄り添い、支援しなければならないからです。
また、私たちは自分では気が付かないうちに、差別や人権侵害の傍観者、加害者になっていることもあるのではないでしょうか?
今回は、私たちのライフサイクルで出合う様々な差別や人権侵害を取り上げ、当事者として、
相談を受けたものとして、また一市民として、どう向き合えば良いのか、何ができるのか……
人権とケアにかかわる当事者、有識者のお話を聞き、受講者のみなさまとともに
考えてみたいと思います。
【日時】指定火曜日 19:10~20:40(19年10月中旬~20年1月中旬)
全11回 定員80名
【会場】上智大学 四谷キャンパス
【コーディネーター】原 敬子先生 (上智大学神学部准教授)
【講師】11名による輪講形式、各講師1回ずつ
【受講料】29,700円
テキスト:講師よりプリント配布(実費徴収)☆全回分500円
【講師およびテーマ(敬称略)】
◆10月8日◆野田小4年生 虐待死について 杉谷 剛(東京新聞編集局社会部)
◆10月15日◆加害者としての母親及び父親~虐待者の心理構造~
山脇由貴子(心理カウンセラー元東京都児童相談所児童心理司)
◆10月29日◆高橋まつりは、なぜ亡くなったのか…電通の労働環境の実態
高橋幸美(高橋まつり母、厚生労働省過労死等防止対策推進協議会委員)
過労死ゼロの社会を
川人 博(弁護士、過労死弁護団全国連絡会議幹事長)
◆11月5日◆ 「女子」という呪い
対談 雨宮処凛(作家、社会活動家)・原敬子
◆11月12日◆ 世界・日本の人権状況
伊藤和子(弁護士、NPO法人ヒューマンライツ・ナウ事務局長)
◆11月19日◆ シングルマザーの貧と困
赤石千衣子(NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長)
◆12月10日◆ 老人虐待の実態を読み解く
結城康博(淑徳大学総合福祉学部教授)
◆12月17日◆ 在宅介護における認知症介護現場の課題~ケアマネの視点から~
塩川隆史(有限会社 ナイスケア)
◆1月7日◆ 性暴力と修復的司法―対話の先にあるもの
小松原織香(同志社大学嘱託講師)
◆1月14日◆ 子どもたちに寄り添う~いじめ、虐待、少年非行の現場から~
坪井節子(弁護士、社会福祉法人カリヨン子どもセンター理事)
◆1月21日◆ (小講演と対談)
・やまゆり苑の事件に見られる差別思想の広がり
島薗 進(上智大学グリーフケア研究所所長)
・講座を振り返って
対談 島薗 進・原 敬子
【主催・申込先】上智大学公開学習センター TEL 03-3238-3552
「上智公開講座 オンライン予約」で 検索してください。
ベグライテン 関根 090-9146-6667 まで