5/28(日) 連続講義・ケアの哲学入門「ケアの哲学〜「かかわり」を見つめる〜」

連続講義・ケアの哲学入門2023/24(第1回)

           ケアの哲学  

       〜「かかわり」を見つめる 〜

講師:﨑川 修 さん (ノートルダム清心女子大学 教授)

日時:5月28日(日)14:00~16:30
(13:30から入室できます。)

場所:中央区 明石町区民館 3号洋室(対面・オンライン・事後配信)

講師からのひとこと

ケアを学ぶことは、決していわゆる「ケアワーカー」の専門的な知識や技術を身につけることではありません。ケアは私たちが人間として生きていくために与えられた可能性であり、時代を超えて引き継がれてきた「文化」です。高度な科学文明のもとで複雑に絡み、悩み多き現代の日常を生き抜くために、今や私たちの誰もが「ケア」の視点を備え、人と世界のあり方を見つめなおしていく必要があると思われます。
今年度は3回にわたり、ケアについて学び、考え、生きて行くための基本となる視座についてお話しして行く予定です。第1回目は、ケアという概念の定義や用法を確認したうえで、ケアの視点が切り開く「かかわり」を基盤とした世界観に触れ、その豊かさと可能性について、ご一緒に考えたいと思います。
(今年度の予定)
第1回 ケアの哲学 ~「かかわり」を見つめる~
第2回 ケアの人間学 ~物語と身体のあいだ~
第3回 ケアの倫理学 ~いのちの深みから~

講師略歴:
1971年東京生まれ 上智大学大学院哲学研究科博士後期課程満期退学
2009年上智大学文学部哲学科常勤嘱託講師(キリスト教人間学担当)
2013年 ノートルダム清心女子大学人間生活学部に着任(現在に至る)
専門は現代哲学、人間学、キリスト教倫理。

著書:
『他者と沈黙〜ウィトゲンシュタインからケアの哲学へ』(晃洋書房)
『教養としての応用倫理学』(共著・丸善出版)
『ケアを生きる私たち』(共著・大学教育出版)など。

参加費:一人 1,000円(入金後のキャンセルはご容赦ください。)

申込み方法①:会場参加
(中央区 明石町14番2号 明石町区民館 洋室3号室(定員36名))

次のURLからお申込みください。地図や交通案内も載っています。
 https://forms.gle/K1pe46ETKtfLi4Bd6 

 日比谷線 築地駅 3番出口 徒歩7分
有楽町線 新富町駅 4番出口 徒歩10分
都バス「東15 東京駅八重洲口-深川車庫」聖路加病院前(約17分)   徒歩1分ほか

申込み方法②:オンライン、事後配信(当日は時間が取れない方も、事後配信で参加できます。)

次のpeatixアドレスから申込み、各自が選択された方法で事前にお支払いください。
https://begleiten230528.peatix.com/

 

コンビニからのお申込み・お支払いは5月27日(土)まで、クレジットカードを使用してのお申込み・お支払いは、5月28日(日)12:00までです。

*ZoomのURL:お申込み確認後、5月28日(日)13:00~13:30にZoomのURL、ID、パスワードを、個別にご連絡します。

*Zoomを利用されたことのない方は、使用方法をお伝えします。お申込み時にお知らせください。

 

主催 : ベグライテン
http://begleiten.org/
https://www.facebook.com/begleiten2
https://twitter.com/Begleiten2001

5/14(日) 例会 介護保険を崩壊させないで! 〜要介護者の在宅放置を招かないために〜

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ベグライテン 5月例会

 

介護保険を崩壊させないで!

 〜要介護者の在宅放置を招かないために〜

 

講 師:小島 美里 さん
(特定非営利活動法人 暮らしネット・えん 代表理事)

日 時:5月14日(日)14:00~16:30
    (13:30から入室できます。)

講師からのひとこと

2022年度の『骨太の方針』には「給付は高齢者中心、負担は現役世代中心というこれまでの社会保障の構造を見直し全世代型社会保障の構築に向けて、世代間の対立に陥ることなく、全世代にわたって広く基本的な考え方を共有し、国民的な議論を進めていく」とある。

社会保障費の内訳を見ればそのとおり。しかし子どもや若年層への支援が少なすぎるのだ。政府はこうして世代間対立を煽ろうとしているのだろうか。
若手研究者が「高齢者は集団自決」と煽って物議をかもしたのは、この方針が出されて半年後だが、超高齢社会のピークは2040年、団塊ジュニア層が高齢期に入るころにあたる。非婚、子どもなし、非正規雇用が多いこの世代が加齢したとき公的な介護制度が今以上に細っていたら…。

介護保険は今の高齢者だけにかかわるものではない。子や孫が安心して働き学ぶための制度である。これ以上改悪を重ねさせてはならない。

講師略歴:
1984年より96年まで埼玉県新座市議会議員(無党派)。教育、環境、福祉、脱原発などの市民運動に携わる。全身性障がい者の介助ボランティアグループからスタートし、1996年堀ノ内病院在宅介護部門を経て2003年NPO法人暮らしネット・えん設立。現在、居宅介護支援、訪問介護、認知症デイサービス、認知症グループホーム、小規模多機能型介護(介護保険サービス)。特定相談支援、居宅介護(障がい者支援)。高齢者共同生活運営住宅、食事サービスを運営。だれでも食堂にいざ(フードパントリー)、認知症カフェ、ケアマネ・介護職のための認知症講座などを定期的に開催。社会保障審議会介護保険部会、介護給付費分科会を10余年に渡って傍聴。介護支援専門員、認知症介護指導者

主な著書:
『おかしいよ 改正介護保険』 2006 年3 月 市民福祉情報オフィスハスカップ(共著)
『あなたはどこで死にたいですか』2022年 7 月 岩波書店
『おひとりさまの逆襲』 2023年4月 ビジネス社(共著:上野千鶴子、小島美里)ほか

参加費:一人 1,000円

参加方法①:対面
 会場:中央区  八丁堀区民館 3F  6号室 (定員 42名)
中央区八丁堀四丁目13番12号  TEL 03-3555-8641
東京メトロ日比谷線またはJR京葉線八丁堀駅下車A2番出口 徒歩2分
 地図:https://goo.gl/maps/VBMKyq29dySgjVxc6

申込み方法:参加方法①は、次のURLからお願いします。
https://forms.gle/ctkZsq7CmHTmtxHL9

参加方法②:オンライン:
 申込み方法:参加方法②は、次のpeatixのURLをクリックし、開いたページの右側下部にある「チケットを申し込む」ボタン(橙色)から申し込んでください。
https://begleiten230514.peatix.com/

コンビニからのお申込みは5月13日(土)まで、クレジットカードを利用してのお申込みは、5月14日(日)12:00までです。入金後のキャンセルは、ご容赦ください。

Peatixから申込むのが難しいと言われる方がおられるので、説明文を付けました。次のURLをクリックすれば、読むことができます。

Peatixから申込み・支払う方法(2023年5月14日例会)

 

ZoomのURL:お申込み確認後、5月14日(日)13:00~13:30にZoomのURL、ID、パスワードを、個別にご連絡します。

参加方法③:後日配信:当日参加ができない方は、数日~1週間後にZoomの録画を配信します。
  申込み方法:参加方法②により申込み、アンケートに、当日参加できないので後日録画配信希望としてください。

 

主催 : ベグライテン
http://begleiten.org/
https://www.facebook.com/begleiten2
https://twitter.com/Begleiten2001

連絡・問合せ先:
関根 090-9146-6667 k_sekine@f7.dion.ne.jp 

4/22(土) 公共セミナー メディアの公平性をどう考えるか? —市民の目線から、メディア改革にも触れて―

ベグライテン 公共セミナー

メディアの公平性をどう考えるか?

      —市民の目線から、メディア改革にも触れて―

講 師:田島 泰彦さん(元 上智大学新聞学科教授)

日 時:4月22日(土)14:00~16:30
     (13:00から入室できます。)

参加費:一人 1,000円
(会場1の場合は当日、会場2の場合は事前にお支払いください。)

講師からのひとこと

放送法の政治的公平の解釈変更をめぐって、安倍政権下で首相補佐官が総務省に執拗に迫る行政文書が明らかになった。事の本質は放送への権力介入そのものであるにもかかわらず、高市元総務相は文書を捏造と断じる一方、国会で問題を提起した立民党・小西議員は憲法審査会発言の廉で更迭され、厳しく糾弾された。
そういうなか、イギリスのBBCでも、政府の移民政策批判をツイートしたスポーツ番組の解説者が公平原則違反を理由に一時番組から下ろされる事態が生じた。

事柄の根底にあるメディアにとって公平とはいったい何なのかを、市民の目線から、SNSやネット社会からのインパクトも含め、またメディア改革のなかでの意味合いにも触れ、多角的に迫ってみたい。
なお、拙著『表現の自由とメディアの現在史』中の「情報統制と放送への介入」(189頁以下)も参照されたい。

講師略歴:1952年埼玉県秩父生まれ。上智大学法学部卒、早稲田大学大学院憲法学専修修了。神奈川大学短期大学部を経て、2018年まで上智大学文学部新聞学科教授

主な著書:『表現の自由とメディアの現在史』(日本評論社)、『この国に言論の自由はあるのか』(岩波書店)、『異論排除に向かう社会』(共訳書、日本評論社)

会場と申込方法
会場①:中央区 新富区民館 1F 4号室 (申込み不要:当日直接参加)
日比谷線・JR京葉線 八丁堀駅下車A3出口 徒歩5分
中央区コミュニティバス[北循環]新富区民館(30番)徒歩すぐ
有楽町線 新富町駅 都営浅草線 宝町駅 でも10分以内です。
https://kyobashi7cityhall.jp/about/shintomi.html

会場②:オンライン:次のpeatixアドレス又はQRコードから申込み、開いたページ右側下方にある「チケットを申し込む」ボタン(橙色)をクリックして順に記入し、各自が選択された方法で事前にお支払いください。 https://begleiten230422.peatix.com/
(QRコードは、添付のチラシにあります。)

コンビニからのお申込み・お支払いは4月21日(金)まで、クレジットカードを利用してのお申込み・お支払いは4月22日(土)12:00までです。(入金後のキャンセルはご容赦ください。)

ZoomのURL:お支払い確認後、4月22日(土)12:30~13:00にZoomのURL、ID、パスワードを、個別にご連絡します。

 

主催 : ベグライテン 
http://begleiten.org/
https://www.facebook.com/begleiten2
https://twitter.com/Begleiten2001

連絡・問合せ先:
関根 090-9146-6667  k_sekine@f7.dion.ne.jp

12/18(日) ミシュカの森2022「悲しみと表現のあわい」

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ベグライテン12月例会は、ミシュカの森2022を協賛する形で参加します。

ミシュカの森は、入江杏さんが世田谷事件後6年間の沈黙を経て2006年に立ち上げた集いですが、デーケン先生の定年退職後「死への準備教育」の講座を担当されていた故長島正先生の仲立ちもあり、2006年12月のミシュカの森はベグライテンとの共催の形で行われ、以後長い間ベグライテンと共催の形で行われてきました。

入江さんは、ケアの哲学を学びながら、ミシュカの森の活動を独自に広めながらも、ベグライテンの世話人としても活動され、ベグライテンがケアの学びだけでなく公共哲学を学びはじめ、ケアと公共を学ぶ市民の会として成長する時期を共にしてくださっています。

2015年の安全保障関連法の強行採決以後、ベグライテンは公共の学びを深めて行く中で、入江さんは上智大学グリーフケア研究所でケアの学びを更に深められ、この度「ケアミーツアート研究所」を設立されたのです。

このようなわけで12月のミシュカの森2022は、「ケアミーツアート研究所」が主催、ベグライテンは協賛という形で成功させたいのです。

コロナウィルスが蔓延し始めている中、対面での開催になりますが、十分な対策を講じますので、積極的に参加してくださいますようお願いします。

 

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★ミシュカの森2022「悲しみと表現のあわい」へのお誘い

 

今年の集いは品川区中延の「隣町珈琲」が会場です。
隣町珈琲(となりまちカフェ) | しながわ観光協会 (shinagawa-kanko.or.jp)

品川区中延3-8-7 サンハイツ中延B1
Tel:03-6451-3943
(東急大井町線・都営浅草線 中延駅 徒歩3分、東急池上線「荏原中延」駅 徒歩5分
地図:隣町珈琲 地図・アクセス – ぐるなび (gnavi.co.jp))

お迎えするゲストは、私の新刊「わたしからはじまる悲しみを物語るということ」(小学館)の表紙、挿絵を描いてくださった画家、絵本作家の阿部海太さん。岩波の「世界」に、現在連載中の新進気鋭のアーティストです。

日時:12月18日(日)19:00~

ぜひお越しください。

お申込み:https://peatix.com/event/3408038/view

ご参加をお待ちしております。

主催:ケアミーツアート研究所 「ミシュカの森」主宰 入江 杏