◆終了◆1月6日(土)14:00~連続講座「ケアの哲学入門」第5回

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(連続講義)

ケアの哲学入門~共に生きるための姿勢~(第5回)

スピリチュアルケア 〜祈りと希望

 

講 師: 﨑川 修 さん(ノートルダム清心女子大学 准教授)

略 歴:

1971年 東京生まれ 上智大学大学院哲学研究科博士後期課程満期退学

2009年 上智大学文学部哲学科常勤嘱託講師(キリスト教人間学担当)

2013年 ノートルダム清心女子大学人間生活学部准教授(現在に至る)

専門は現代哲学、人間学、キリスト教倫理。

共著書に『心とは何か』(北大路書房)、『ニヒリズムとの対話』(晃洋書房)、

『教養としての応用倫理学』(丸善出版)、『ケアを生きる私たち』(大学教育出版)など。

「ケア」について考えることは、他者のために何が出来るかを考えることであると同時に、また私たち自身が「自己」を見つめ、いかに生きるべきかを深く考えることに他なりません。ケアは弱者に対する援助の具体的方法であるだけではなく、いつでも私たちの人間的な「生 LIFE」を作り出す「かかわり」の基本的な姿勢でもあるのです。

この連続講座では、当たり前のように使われている「ケア」という言葉の意味を問い直すところから出発し、それをただ「専門的な技法」としてだけではなく、人間としての「生き方」の問題としても意識できるように、ご一緒に考えて参りたいと思います。

第5回目は、「スピリチュアルケア」について考えます。人生という旅の中で、私たちは出会いとともに、多くの「別れ」や「喪失」に直面します。見えていたはずのものを見失うという悲しみや苦悩のうちにある人には、どのようなケアが必要なのでしょうか。「見えないもの」を見つめ、語り、耳を傾ける「祈り」の姿勢に学びながら、「生き方としてのケア」の可能性と未来を展望します。(参考文献:プリント資料を配布する予定です)

【これまでの内容】

第1回 人間を見つめる~ケアと生の地平~(終了)

第2回 ケアの概念を考える(終了)

第3回 愛することとケアすること(終了)

第4回 トラウマの人間学 ~心身との語らい(終了)

 

参加費 : 1,000円(学生/障害・生保のある方は、500円)

(終了後、講師を囲んで懇親会を予定しています。各自が飲食した分をお支払いいただきます。)

日 時  : 1月6日(土) 14:00~16:30

場 所  : 上智大学 2号館 4F 408教室

102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1

(JR中央線・東京メトロ丸の内線・南北線四ツ谷駅麹町口・赤坂口から 徒歩5分)http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya

 

主   催:

ベグライテン https://www.facebook.com/begleiten2

ミシュカの森 https://www.facebook.com/mforest

問合せ先:関根(携帯)090-9146-6667  入江(eメール)ANA71805@nifty.com

共   催:上智大学 哲学科

チラシ:  連続講座 第5回 チラシ