ケアの哲学入門講座2018(第3回) ケアの人間学~いのちを紡ぐ・ひとをつなぐ~ 患者に寄り添う~滞空~ 痛むという「能力」について ケアの営みは、限りあるいのちを生きる私たち人間が、その「弱さ」ゆえに与えられた豊かな可能性 です。しかし私たち一人ひとりが、ケアを見つめ、引き受けていかなければ、その豊かさは容易に損 なわれ、見失われてしまうでしょう。 本年度の講座では、昨年度の「ケアの哲学入門」に引き続き「ケアとは何か」という根本的な問いを 大切にしながら、人生の様々な場面に即して、いったいどのような「ケアの姿勢」が私たちの生(い のち=くらし)をつなぎ、支えていくのかを、様々な角度からご一緒に考えてまいります。 2018年第3回目の今回は、東京衛生病院でチャプレンをなさっている永田英子さんのお話を伺います 。 「まず、病院という特殊な場所での出会いから、見えてきた「すべての人の中にあるスピリチャアリ ティ」という確信に近いものについてお話しします。そして、それゆえに「聴く」こと、つまり「滞 空」がどれほど難しいことであるかをご一緒に考えます。また、「滞空」の中で経験する「逃げたい 」という感覚は、一瞬であったとしてもケアする者をがっかりさせますが、この時に経験する痛みこ そ、神に与えられている「痛む能力」であることについて分かち合いたいと思います。」 講師:永田英子さん(東京衛生病院 牧師部長・チャプレン) 略歴:元損保OL。チャプレンを目指して30代で渡米。パシフィックユニオン大学で神学・社会福祉 学、ロマリンダ大・大学院で臨床倫理学を専攻。同大学病院と退役軍人病院にてCPE(Clinical Pasto ral Education)訓練を受ける。 1995年チャプレンとして東京衛生病院に着任して24年目。 日時:8月5日(日)14:00~16:30 場所:文京区シビックホール会議室1・2 東京都文京区春日1‐16‐21 文京シビック(文京区役所) 3F 03-5803-1100 【アクセス】 東京メトロ後楽園駅・丸ノ内線(4a・5番出口)南北線(5番出口)徒歩1分 都営地下鉄春日駅三田線・大江戸線(文京シビックセンター連絡口)徒歩1分 http://bunkyocivichall.jp/access 参加費:1,000円(学生/障碍・生保証のある方 500円) ・終了後、講師を囲んで、懇親交流会を予定しています。 (各自飲食したものを、お支払いいただきます。) 会場の関係で、申し込みが必要です。 【申込方法】氏名、〒住所、携帯番号、メールアドレスを書いて、次のいずれかの方法でお申込みく ださい。 ・申込フォーム https://goo.gl/forms/bH9fLBOVLUOhWgP32 ・FAX 050-3737-2636 後藤哲男 宛て ・次のQRコードからも申込めます。 【主催】 ベグライテン HP http://begleiten.org/ FB https://www.facebook.com/begleiten2/ ミシュカの森 FB https://www.facebook.com/mforest 【共催】ケアと公共を学ぶ会 問合せ先 090-9146-6667(関根) ANA71805@nifty.com(入江) ちらし → ケアの哲学入門講座(第3回 )_QR