【Zoomセミナー】思想家と歴史に学ぶ公共性の哲学 第 4 回

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思想家と歴史に学ぶ公共性の哲学 第 4 回
個人の人格の尊厳は公共的にはどう実現されるべきか

講師 : 大橋 容一郎 先生 (上智大学教授・放送大学客員教授)

★講師から一言★
公共性はつねに近代哲学思想の中核をなす問題だった。さまざまな歴史的現実のなかで、公共性
はあるときには人格の尊厳、またあるときには市民の権利、国家や民族の同一性などとして扱われ、
その意味するところはけっして一つではない。時代の変化のスピードが加速している現代社会だが、
その変転に振り回されることなく、歴史と思想家たちが語ってきたことをふり返り、日本と世界におけ
るわれわれの公共性がこれから向かうべき途について、ともにじっくりと考えてみたい。

日 時:11月8日(日)14:00~16:30(13:30から入室できます。)
場 所:Zoomによるオンライン・ミーティングとして行います。
参加費:一人 1,000円
申込み方法:次の peatix アドレスから
申込み、各自が選択された方法で事前にお支払い下さい。
https://begleiten201108.peatix.com/
※Zoom の URL:お支払い確認後、11 月 8 日 12:00~13:00 に Zoom の URL、ID、
パスワードを、個別にご連絡します。
Zoom を利用されたことのない方は、使用方法をお伝えします。
お申込み時にお知らせください。

【今までの回とこれからの予定される回】

第1回 「天皇の人間宣言と文化主義に見る反戦平和の思想」
:かつて日本人が意図した平和の思想はなぜ挫折しているのか(終了)

第2回 「カントに見る平和と友好性の思想」
:戦争とは何か、平和に必要な公共性とはどんなものなのか(終了)

第3回 「グローバリゼーションにおける公共性の問題」
:現代のグローバリゼーションは公共性をどう変えたか(終了)

第4回 「新旧教育基本法における公共の福祉と公益の原理」
:個人の人格の尊厳は公共的にはどう実現されるべきか(今回)

第5回 「アーレントとハーバーマスに見る公共的市民の原理」
:公共的市民の立場とはどんなものか

略歴
1952年2月東京都生まれ。上智大学大学院哲学研究科から同大学助手・講師・准教授。2000年から上智大学文学部教授。

ミュンヘン哲学単科大学客員研究員、上智大学哲学科長、文学部長等をへて現在に至る。
元上智大学グリーフケア研究所副所長。

この間、東京大学、早稲田大学、慶応義塾大学等で講師。2019年4月から放送大学客員教授。日本カント協会会長。
著書

『カント全集』(岩波書店)、『フィヒテ全集』(晢書房)、『広辞苑第7版』(岩波書店)、
『世界人名大辞典』(岩波書店)、
『哲学思想事典』(岩波書店)、『哲学の歴史』(中央公論新社)など多数の全集・辞書を監修。
カント哲学・近世現代哲学・
ケアと身体の哲学・近代日本思想などに関する学術論文多数。

主催 : ベグライテン
http://begleiten.org/

https://www.facebook.com/begleiten2
問合せ・連絡先:関根和彦 090-9146-6667
k_sekine@f7.dion.ne.jp