◆盛会御礼◆12月9日(日)14:00~ ミシュカの森 Part1

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◇ミシュカの森2018のご案内◇

 

「ミシュカの森」とは2000年末に幼い姪と甥を含む妹一家4人が突然命を奪われた「世田谷事件」追悼の集いです。私、主宰の入江杏は、悲しみに寄り添い、共に生きる「グリーフケア」と「グリーフサポート」の活動を展開して現在に至ります。
「ミシュカの森」は、グリーフに共感的な場とはどんな場か、を探るかたちで毎年、新たな問いかけをしてきました。平成から新たな御代へと変わる節目に、平成に起きた悲しみがなかったことになってしまうのでは?という危惧を感じ、今年は2回開催することに致しました。
共通するテーマは「居場所」です。世田谷事件の衝撃で、家族のみならず、家、地域、いわば、「居場所」を失った私。事件後の18年は「居場所」をどう取り戻すか、創っていくか、が課題でした。
ベグライテンの皆様はじめ、グリーフサポートやこどもに寄り添うチャイルドラインや人権活動を展開する皆様と、つながりを創っていく道筋は容易いものではありませんでしたが、皆様のお支えあっての今があります。
今年は様々な角度から「居場所」について考えてみたいと思っています。Part 1、Part 2どちらもどなたでもお越しになれます。人数把握の為に申し込み制ですが、よろしく御支援お願い申し上げます。         (入江 杏)

 

★ ミシュカの森 2018 Part 1 ★

限りなく透明に近い居場所
~アジールと隠れ家~
居場所とは何か?
それはわたしたちを生きづらくさせているものから、
ひととき身を隠していられる場所です。
あるいは、小さな依存を引き受けてくれる場所です。
そういうものをアジールと読んだりしますが、
そういう場所は履かなくて、消えやすい。
なぜでしょうか? ヒントは透明性です。
居場所は透明になればなるほど、「いる」ことが
難しい場所になります。どうすればわたしたちは
居場所を守ることができるのか。
そういうことについて考えてみたいと思います。

 

ゲスト:東畑 開人 先生(心理学者)

(京都大学教育学部卒、京都大学大学院教育学研究科博士 後期課程修了。現在、十文字学園女子大学専任講師。博士 (教育学)・臨床心理士。
著書は『野の医者は笑うー心の治療とは何か』 (誠信書房、2015)など多数。 2017年3月、「白金高輪カウンセリングルーム」を開業。)

【日時】2018年12月9日(日)14:00~16:00

【場所】芝コミュニティはうす

港区芝5-13-15 芝三田森ビル 2F(慶應義塾大学東門向かい)     http://www.city.minato.tokyo.jp/shisetsu/kyoudou/space01.html

【参加費】1000円

【主催:ミシュカの森実行委員会(暮らしのグリーフサポートみなと、ナチュラルシフト ウェルネス研究会、ベグライテンほか)

【お申込み・お問合せ】 ミシュカの森実行委員会  神谷 祐紀子(yukikokamiya.1211@gmail.com) までお願いします。

★早くも、定員に近づいていますので、お早めにお申し込みください。

★お申込みは、氏名(ふりがな)、〒、住所、携帯番号、メールアドレスおよび東畑先生を囲んでの懇親会(17:00~19:00 4,000円)への申込みの有無をご記入ください。