◆上智大学秋季講座◆10月12日~全11回 人間らしく生きる-日本の進路を再考する-

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ソフィア・コミュニティ・カレッジ 2016年度秋季
教養・実務講座(2128)

人間らしく生きる -日本の進路を再考する-

日本は現在、さまざまな意味で大きな岐路に立っています。
アベノミクスの失速や一億総活躍プランの迷走が指摘される中で、「保育園落ちた。日本死ね。」に
象徴される子育て世代の抗議や、若年労働者層の格差是正、非正規雇用見直し運動などが広がってい
ます。安全保障関連法や辺野古新基地建設、原発再稼働などへの反対運動が再燃し、マスメディアに
対する有形無形の圧力や抑圧に対に対する抗議が噴出しているにもかかわらず、政府与党は憲法改正
への手続きを開始しようとしています。
これら岐路に立つ重要な問題について、われわれひとりひとりが具体的な形で考えを問われ、決意を
問われていることはまちがいありません。
なぜ、現在の日本がこのように事態に立ちいたったのか?
「今存在しているのとは別の在り方」はないのか?
どうすれば人間の尊厳を回復し、人間らしく生きられる日本社会が実現できるのか?
各界の有識者にご意見を伺いつつ、受講者のみなさまと共に考える機会にしたいと思います。

開講期間 : 2016年10月12日~2017年1月25日 指定水曜日 19:00~20:30
場 所 : 上智大学四ッ谷キャンパス 定員:100名
受 講 料 : 29,700円 全11回
テキスト : 講師からプリント配布(実費徴収) *全回分500円予定

コーディネーター 大橋容一郎 上智大学文学部哲学科教授

■講義スケジュール(全11回)■

10月12日 サスティナビリティからコントロラビリティへ 大橋容一郎(上智大学文学部哲学科教授)

10月19日 平和はつくれるか  伊勢崎賢治(東京外国語大学教授)

10月26日 沖縄の基地問題を考える 高橋 哲哉(東京大学大学院総合文化研究科教授)

11月 9日 女たちのサバイバル作戦-ネオリベ時代をどう生き延びるか-
上野千鶴子(立命館大学教授・東京大学名誉教授)

11月16日 憲法改正と女性-参院選後の政治状況と立憲主義の行方- 三浦まり(上智大学法学部教授)

11月30日 アベノミクスの破綻と『世界一企業が活躍しやすい国』のリアル
竹信三恵子(和光大学教授・ジャーナリスト)

12月 7日 若者たちの貧困・格差・閉塞-日本社会の変容の中で- 本田由紀(東京大学教育学研究科教授)

12月14日 現代世界に対するキリストからのメッセージ -はじめに人ありき-
森 一弘(カトリック司教・真生会館理事長)

1月11日 超高齢社会の現実 -介護・福祉の現場から- 小島美里 (NPO法人暮らしネット・えん代表理事)

1月18日 日本は戦争をするのか -安全保障関連法と自衛隊- 半田 滋(東京新聞論説兼編集委員)

1月25日 現在の日本の政治と思想と宗教
島薗 進 (上智大学大学院特任教授、上智大学グリーフケア研究所長、東京大学名誉教授)

主催・問合せ・申込み先:上智大学公開学習センター  TEL:03-3238-3552
講座名か講座番号(2128)を言って、お申込みください。

講座アドレス
https://web.my-class.jp/sophia/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=56463

チラシ ↓

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