中野晃一先生など市民連合が進めている野党4党の選挙協力、とうとう参議院一人区32選挙区のなか、 29選挙区に達しました! あと残りは3選挙区。 衆議院についても、各地で野党統一候補に向けた取り組みが始まりました。 シールズやママの会のメンバーとともに全国を飛び歩いている、市民連合の中野晃一先生の講演会が 実現しました! 友人知人を誘って、お出かけください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ベグライテン 6月例会(公共哲学を学ぶ会) のご案内 グローバルな寡頭支配に抗する立憲デモクラシーの挑戦 講師:中野 晃一 さん(上智大学国際教養学部教授) 日時:6月1日(水) 18:30~20:30 場所:上智大学 四谷校舎 7号館 14F 特別会議室 (新宿通りに面した北門から入り、正面の建物) 〒1 0 2 - 8 5 5 4 千代田区紀尾井町7 - 1 (JR中央線・東京メトロ丸の内線/南北線四ツ谷駅 麹町口・赤坂口から徒歩3分) http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya 参加費:1,000 円(学生、生保・障害者 500円) ☆どなたでも参加できます。事前申込は、不要です。 ☆終了後、懇親会を予定しています。 各自が飲食された分をお支払いいただきます。 講師からひとこと とかくナショナリストやタカ派と形容されることが多い安倍晋三首相だが、なぜ集団的自衛権行使の ための解釈改憲を行おうとしているかをより正確に理解するためには、安倍首相が1993年に初当選を 遂げ、ポスト冷戦期つまりは新自由主義的なグローバル化時代にキャリアを築いた政治家であること を踏まえる必要がある。 安倍首相の復古的な歴史修正主義や岸信介の孫として抱える世襲政治家の驕り、気負い、あるいは屈 折した情念などが大きな要因として働いていることは否定しないが、集団的自衛権の行使とそれを可 能にする手法としての解釈改憲の双方が、過去20年あまりのうちに進展してきた政治と経済の新自由 主義化、言い換えれば、権威主義的な寡頭支配(oligarchy)の拡散と密接な関係にあることを中心 に論じる。 これに対して、市民社会のうねりは野党共闘を後押しして立憲デモクラシーを擁護することができる だろうか。 講師略歴: 1970年東京生まれ。東京大学哲学科およびオックスフォード大学哲学・政治学コ-ス卒業、プリンス トン大学で博士号(政治学)取得。1999年より上智大学で教鞭をとり、2011年より現職。 主な著書: 『右傾化する日本政治』(岩波新書、2015年7月)、 『戦後日本の国家保守主義ー内務・自治官僚の軌跡』(岩波書店、2013年)。 共著に『集団的自衛権の何が問題かー解釈改憲批判』(岩波書店、2014年)、 『街場の憂国会議ー日本はこれからどうなるのか』(晶文社、2014年)、 『民主党政権 失敗の検証ー日本政治は何を活かすか』 (中公新書、2013年)など。 主催: ベグライテン HP http://begleiten.org/ FB https://www.facebook.com/begleiten2/ ミシュカの森 FB https://www.facebook.com/mforest 共催: 上智大学哲学科 問合せ:090-9146-6667(関根) ・ ANA71805@nifty.com(入江) チラシ → チラシ