◎終了◎3月26日(日)14:00~ 連続講座「ケアの哲学入門」第1回 

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ベグライテンは,ケアの哲学と公共哲学を共に学び,身につけて,毎日の生活の中で直面する諸課題に対処して行くことを目指している会ですが,最近少し公共の学びに偏っているところがあるので,ケアを基礎から学び直す連続講義を企画しました。
ケアの初心者も,昔しっかり学んだけれど毎日の激務の中で忘れそうになっている人も,初心に帰り基礎からケアの本質を学び直してみませんか?
会報でもすでにお知らせしていますが,ノートルダム清心女子大学の崎川 修先生にお願いして,全5回,1~2か月に1回の連続講座を企画しました。ぜひお出かけください。

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(連続講座) ケアの哲学入門~共に生きるための姿勢~

(第 1 回) ◇ 人間を見つめる ~ケアと生の地平~◇

「ケア」について考えることは,他者のために何が出来るかを考えることであると同時に,また私たち自身が「自己」を見つめ,いかに生きるべきかを深く考えることにほかなりません。ケアは弱者に対する援助の具体的方法であるだけではなく,いつでも私たちの人間的な「生 LIFE」を作り出す「かかわり」の基本的な姿勢でもあるのです。

この連続講座では,当たり前のように使われている「ケア」という言葉の意味を問い直すところから出発し,それをただ「専門的な技法」としてだけではなく,人間としての「生き方」の問題としても意識できるように,ご一緒に考えてまいりたいと思います。

第1回目は,私たち人間がいかなる存在であるのかを見つめ,その根源的な「弱さ」から発見される「ケアへの招き」を確認したうえで,具体的に人生の途上で必要となる様々なケアの「地図」を描くことを目指します。

(参考文献:プリント資料を配布する予定です)

(次回以降の予定)

第 2 回 ケアの概念を考える

第 3 回 愛することとケアすること

第 4 回 トラウマの人間学 ~心身との語らい

第 5 回 スピリチュアルケア ~祈りと希望

 

【日 時】2017 年 3 月 26 日(日)14:00~16:30

【場 所】上智大学 1号館3F 306教室

(正門から入り,すぐ右側の建物の3F)

【講 師】崎川 修 さん(ノートルダム清心女子大学 准教授)

【略 歴】1971年東京生まれ。上智大学大学院哲学研究科博士後期課程満期退学。2009年上智大学文学部哲学科常勤嘱託講師(キリスト教人間学担当)。2013年ノートルダム清心女子大学人間生活学部准教授に就任し,現在に至る。専門は現代哲学,人間学,キリスト教倫理。

【共著書】『心とは何か』北大路書房,『ニヒリズムとの 対話』晃洋書房,『教養としての応用倫理学』丸善出版,『ケアを生きる私たち』大学教育出版など。

【参加費】1,000 円(学生,生保・障害者 500 円) ☆どなたでも参加できます。事前申込は不要です。

 

【主 催】

ベグライテン FB https://www.facebook.com/begleiten2/

ミシュカの森 FB https://www.facebook.com/mforest/

【共 催】上智大学 哲学科

【問合せ】関根 090-9146-6667        ANA71805@nifty.com(入江)

チラシ → ケアの哲学入門 第1回

終了:3月20日(祝日)13:00~ 映画とトークの集い(聖イグナチオ教会)

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映画とトークの集い

戦争、差別、貧困~ある路上画家の人生から学ぶ

 

トランプ新大統領の登場に始まった2017年。世界に、日本に、不寛容と排外主義の波が押し寄せています。

そんな時代だからこそ、見てほしい映画があります。2001年、9・11前後のニューヨークで撮影されたドキュメンタリー『ミリキタニの猫《特別篇》』。その主人公であるホームレス画家、ジミー・ミリキタニさんは、第二次世界大戦中、日系人収容所に入れられた過去を絵に描き、道行く人々に訴えていました。

戦争、貧困、差別の渦中にいながらも絵を描き続けたアーティストの生涯から、私たちは何を学べるのでしょうか。

映画上映の後、製作と撮影を担当されたマサ・ヨシカワさんと、東京でホームレス支援を続けてきた稲葉剛(つくろい東京ファンド代表理事)の対談もあります。ぜひご参集ください。

 

日 時:2017年3月20日(月・祝)13:00~16:00(12:30開場)

場 所:カトリック麹町教会(聖イグナチオ教会)ヨセフホール

〒102-0083 東京都千代田区麹町6-5-1(http://www.ignatius.gr.jp/annai/access.html

JR 中央線/東京メトロ 丸の内線・南北線 四ツ谷駅 徒歩1分(上智大学手前)

 

参加費:自由献金制   

           どなたでも参加できます。事前申し込みは不要です。

           終了後、懇親会を予定しています。(各自が飲食した分をお支払いいただきます。)

 

主催:カトリック麹町教会メルキゼデクの会(https://ja-jp.facebook.com/Melkizedeku.Official/)、

           一般社団法人つくろい東京ファンド(http://tsukuroi.tokyo/)、

           ベグライテン(http://begleiten.org/)、

           ミシュカの森(https://ja-jp.facebook.com/mforest/)

協力:四ツ谷おにぎり仲間、聖イグナチオカレーの会、IMA緊急シェルター

問合せ:電話: 090-4959-0652(岩田)、090-6159-8787(稲葉)、090-9146-6667(関根)、

メール:ANA71805@nifty.com(入江)

チラシ → 映画とトークの集い チラシ

終了:3月16日(木)18:30~ 憲法カフェ@四谷  「映画 ”スノーデン”をご覧ください」

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ベグライテンの皆様、お元気出すか。
次回の憲法カフェは、新しい趣向の「映画カフェ」です。事前に、映画「スノーデン」を鑑賞してから、おいてください。
上映館が減ってきているので、早めに観てください。映画館情報

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 憲法カフェ@四ツ谷 のご案内

~ 映画「スノーデン」を観て,「共謀罪」「憲法」を考える ~

 

憲法21条をしっかり読んだことがありますか?

①集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は 、これを保障する。

②検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを 侵してはならない。

そこには表現の自由だけでなく,通信の秘密が定められています。
ここ20~30年の間にインターネットやモバイル通信環境は驚異的に発達し,
通信の秘密をめぐる環境は憲法が制定された70年前とは大きく変わってきました。
海外ではエドワード・スノーデンが国家による情報収集活動を告発したことも記憶に新しいと思います。
今回,ベグライテンが主催する憲法カフェ@四ツ谷は,映画「スノ ーデン」の感想を語り合うという形で開催することとなりました。
ご家族、友人、知人を誘ってご参加ください。

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第1部 ベグライテン 憲法カフェ第2期 第3回(映画カフェ)

◆日時:2017/3/16(木)18:30~20:30

◆場所:東京法律事務所 1階会議室
アクセス:JR四谷駅・四谷口前(しんみち通り入口横のファミ リーマート隣)
Tel: 03-3355-0611
http://www.tokyolaw.gr.jp/about/location.html

◆テーマ:映画「スノーデン」(オリバーストーン監督)を観て、「共謀罪」「憲法」との関係を話し合う。
(各自、事前に鑑賞しておいてください。)

◆提題者:岸 松江 弁護士(東京法律事務所)

◆参加費:1人500円+印刷代(100円程度)。(参加費は提題者への謝礼となります)
飲み物は各自持参してください。

◆連絡/問合せ先: 大塩:veu03273@nifty.ne.jp  関根:090-9146-6667

 

第2部 ベグライテン安保グループ打合せ

◆時間: 20:30~21:30

◆場所:東京法律事務所 1階会議室

◆議題:ベグライテン安保グループの今後の活動について

チラシ → 新憲法カフェ2017-03 案内

終了:2月23日(木)18:30~憲法カフェ@四ツ谷 『共謀罪について』ほか

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日本国憲法は政権与党の改定圧力を何度も受けながらも70年にわたて守られ続けてきました。
国民は近代以降の立憲主義の理念に基づいて日本国憲法を戴き続けてきましたが,
憲法の条文そのものに手を加えずに様々な解釈によって立憲主義そのものが骨抜きにされそうになることもありました。
今まで3度廃案になった共謀罪が「テロ等準備罪」の名で再び国会に提出されようとしていますが,
これも憲法との関係で大きな問題となるものです。
ベグライテンが主催する憲法カフェ@四ツ谷を下記の日程、内容で開催します。
今回は,この共謀罪について学びます。ご家族、友人、知人を誘ってご参加ください。

 

 第1部 ベグライテン 憲法カフェ第2期 第2回

日時:2016年2月23日(木) 18:30~20:30
場所:東京法律事務所 1階会議室
アクセス:JR四谷駅・四谷口前(しんみち通り入口横のファミリーマート隣)
Tel: 03-3355-0611 http://www.tokyolaw.gr.jp/about/location.html

テーマ:共謀罪について ほか
提題者:東京法律事務所 岸 松江 弁護士
司会:関根 和彦 氏
参加費:1人500円+印刷代(100円程度)。
(参加費は提題者への謝礼となります) 飲み物は各自持参してください。
連絡/問合せ先: 大塩:veu03273@nifty.ne.jp 関根:090-9146-6667

第2部 ベグライテン安保グループ打合せ
日時:2016年2月23日(木) 20:30~21:30
場所:東京法律事務所 1階会議室
議題:ベグライテン安保グループの今後の活動について

チラシ →   憲法カフェ2017-02案内

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◆盛会御礼◆2月19日(日)14:00~ 公共哲学を学ぶ会  本田 宏さん

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なぜ日本の医療・介護が充実しないのか

ー温故知新、ルーツは明治維新にあったー

〇講 師:

本田 宏 さん

(NPO法人 医療制度研究会副理事長)

<略歴>1954年 福島県郡山市生まれ、1979年 国立弘前大学医学部卒、1989年 埼玉県済生会栗橋病院外科部長、
1994年 東京女子医科大学第3外科助教授、2001年 栗橋病院副院長、2011年 同院院長補佐、2015年に退職。
その後、講演等の情報発信と種々の市民活動参加を通じて、幅広い国民の連帯を形成するために全力を投じ、現在に至る。

主な著書:「誰が日本の医療を殺すのか」(洋泉社 2007年) 「医療崩壊のウソとホント」(PHP 2009年)
「本当の医療崩壊はこれからやってくる」(洋泉社 2015年) 「がんになる性格 ならない性格」(廣済堂 2016年)

◆講師からのひとこと◆

「医療は政治!」

 20年近く医師不足や低医療費の問題を訴えてきましたが、医療・介護崩壊阻止のために2年前に外科医を引退して医療&日本再生のために活動中です。

 日本は1980年代初頭に厚生省官僚が唱えた「医療費亡国論」で、医師数も医療費も先進国最低となってしまいました。しかし、財政赤字が声高に叫ばれてさらなる医療費や介護予算の削減が目論まれる一方、東京五輪やリニア新幹線、防衛費には惜しみなく予算が注ぎ込まれています。

 さらに戦後70年が経過して、国民の無関心を良いことに特定秘密保護法・安保関連法が強行採決され、五輪を口実に共謀罪までが国会審議中で、まるで大日本帝国時代への回帰を目指しているようです。

 白血病発見で有名なドイツの病理学者ウイルヒョウは「医療は政治」という言葉を残していますが、何故日本はこのよう状況になってしまったのでしょうか。温故知新!、医療崩壊のルーツ「明治維新」を振り返って、ご一緒に医療&日本再生の処方箋を考えてみませんか。

〇日 時:2017年2月19日(日) 14:00~16:30

〇会 場:上智大学 中央図書館 8F 821会議室
〒102-8554 千代田区紀尾井町7 – 1
(JR中央線・東京メトロ丸の内線/南北線四ツ谷駅麹町口・赤坂口から徒歩7分)
http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya

○終了後,講師を囲んで懇親会を予定しています。(各自が飲食した分をお支払いいただきます。

〇参加費:1,000 円(学生/生保・障害者 500円)*どなたでも参加できます

事前に申し込みをしないと、入館できません。

◎申込方法:要申込!  前日までメールで受付。
件名を「2.19講演会参加希望」とし、氏名を明記すること。定員を超えた場合のみ返信します。

info@begleiten.org

当日は,図書館入口において、名簿でご自身の名前をチェックしてから、ご入館ください。

チラシ → 例会チラシ

◆盛会御礼◆1月26日(木)18:30~ 憲法カフェ@上智 日本会議の「新憲法の大綱」

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改憲勢力は、アメリカの新政権の意向を確かめながら、改憲に向けてじわりと歩みを進めようとしています。

私たちも、総選挙も念頭に置きながら、憲法についての学びを深めておきたい思います。

今年最初の憲法カフェは、自民党憲法改正草案のもととなったと言われる日本会議の「新憲法の大綱」を学びます。

友人、知人にも声を掛けてお出かけください。

また、わたしたちは、憲法カフェの輪を更に広げて、一回りも、二回りも多くの人たちと、学びと交流の場を広げ、

深めて行きたいと思っています。そこでみなさまに、お願いがあります。友人や知人、ご近所の方などを、4、5人程集められる方は、ご連絡いただけませんか?

講師役をしてくださる方とベグライテンの世話人が伺って、ご一緒に憲法カフェをやりたいのです。

特別に勉強して来なくとも、身近な問題から、憲法を学び、考えて行ける場を、たくさん作りたいのです。

 

ベグライテン 憲法カフェ@上智 のご案内

日 時:2017年1月26日(木) 18:30~20:30

場 所:上智大学 7号館 3F  哲学科共用室

 

テーマ:日本会議の「新憲法の大綱」について

講 師:大橋 容一郎 先生(上智大学文学部哲学科 教授)

司 会:関根 和彦(ベグライテン 世話人)

 

参加費:500円(学生/生保・障害がある方 200円)

連絡/問合せ先:大塩:veu03273@nifty.ne.jp   関根:090-9146-6667

◆盛会御礼◆1月14日(土) 14:00~ 公共哲学を学ぶ会 青井未帆さん

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公共哲学を学ぶ会 1 月例会

制約されたくない国家

憲法 9 条改正と緊急事態条項新設を中心に

 

政府は、改憲に向けてじわりと歩みを進めているように見えます。 日本国憲法改正草案は、個別の条文案が多くの問題を抱えているのみならず、その前提としているはずの国家と個人の関係が日本国憲法や近代憲法とは逆さまであるところが大問題です。しかし、「お示ししている」 と首相自身が何度も述べているわり に、改憲案の想定している国家観、個人観といったことはあまり一般的には知られていません。9 条改正や 緊急事態条項新設といった事柄もまた、かかる文脈において考える必要があると考えます。

講 師:青井 未帆さん(学習院大学大学院 法務研究科教授)

略 歴:東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得満期 退学。信州大学准教授、 成城大学准教授などを経て2011年より現職。

主な著書 :『憲法と政治』(岩波新書)、『憲法を守るのは誰か』(幻冬社ルネッサンス新書)、『国家安全保障基本法批判』(岩波ブックレット) など。

日 時: 1月14日(土) 14:00~16:30

会 場:上智大学12号館 1F 102教室

〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1 (JR中央線・東京メトロ丸の内線  南北線四ツ谷駅麹町口・赤坂口から徒歩5分)

 参加費(資料代):  1,000 円 ( 学生 / 障害・生保のある人 500 円) ☆申込は不要です。☆どなたでも参加できます。

  *終了後、講師を囲んで懇親会を予定しています(各自が飲食した分をお支払いいただきます。)

主 催: ベグライテン      HP http://begleiten.org/   FB https://www.facebook.com/begleiten2/
ミシュカの森                    FB https://www.facebook.com/mforest

共 催: 上智大学哲学科

問合せ:090-9146-6667(関根) ・ ANA71805@nifty.com(入江)

チラシ  1月例会 チラシ

 

◆盛会御礼◆会場→2号館 4F 401教室■12月25日(日)14:00~「ミシュカの森」

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「ミシュカの森2016」のお誘い

 

星野智幸さん(作家)をお迎えして

コトバの力

~沈黙を強いるメカニズムに抗して~

 

【日時】2016年12月25日(日)14:00~16:30 

【場所】上智大学 四谷校舎 2号館 4F 402教室 千代田区紀尾井町7-1

(JR中央線・東京メトロ丸の内線/南北線四ツ谷駅 麹町口・赤坂 口から徒歩7分)

【参加費】1,000 円(税込)

【定員】180名 ☆どなたでも参加できます。事前申込不要。

【講師】星野智幸さん(作家)

【講演タイトル】コトバの力~沈黙を強いるメカニズムに抗して~

【講師略歴】星野智幸(ほしの・ともゆき)1965年米国ロサンゼルス生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、2 年半の新聞記者勤め を経て、2年のメキシコ留学。1997年、『最後の吐息』で文藝賞を受賞してデビュー。2 000年『目覚めよと人魚は歌う』で三島由紀夫賞、2003年『ファンタジスタ』で野間文 芸新人賞、2011年『俺俺』で大江健三郎賞、2014年『夜は終わらない』で読売文学賞を 受賞。最新作は『呪文』。4巻本の自選作品集『星野智幸コレクション』を刊行中。路 上文学賞を主催。

【主宰からの言葉】

「ミシュカの森」は、2000年末に、幼い姪と甥を含む妹一家4人が 突然命を奪われた「世田谷事件」追悼の集いです。岩波書店から「悲しみを生きる力に 」という本を出版して以来、 同じタイトルで、講演を続け、悲しみに寄り添い、ともに生きる「グリーフケア」と「 グリーフサポート」の活動を展開して現在に至ります。喪失からの再生の物語を自分の 言葉で語ることができたのは、皆様のお力添えのおかげです。今年のゲスト、作家の星 野智幸さんは、想像力の飛翔に圧倒される現代文学の書き手として活躍しておられます 。グリーフケア研究所長の島薗進先生や、批評家の若松英輔さんの書評でも絶賛されて いる星野さんですが、私が特に印象深かったのはホームレスの人たちが書いた文学作品 を対象とした「路上文学賞」を立ち上げた時の言葉です。 文学作品とは、その人の存在の核となる部分を理解し合う深いレベルで、言葉によって 人と交わるもの、と定義した星野さん。一般に流通する「ホームレスのイメージ」を裏 切らない物語、ではなく、どこまで他人の顔色をうかがわずに言葉を発することができ たか、を審査の基準として挙げたのです。 大きな悲しみを受けた人が、社会やメディアの創る大きな物語にとらわれることなく、 自分自身の物語を紡ぐのがいかに難しいか、を実感していている私にとって、星野さん の視点は新鮮に映りました。魂の底から感じたその人自身の言葉が光を宿す時に悲しみ は生きる力に変わるのです。「沈黙」も雄弁な言葉であることを知ってもなお、沈黙を 強いるメカニズムに抗って発される言葉の力。皆様の心に響くお話が聞けると思います 。 なお、第一部では、この会のプロトタイプとも言える小さな会を開く場となった信濃町 真生会館の理事長、森一弘さん、またグリーフケアの集いを通して世田谷で御支援頂い ている北烏山の存明寺住職の酒井義一さんからもお言葉を賜ります。悼む思いがいのち をつなぐ・・・今年もぜひこの会にお越し下さい。                     (ミシュカの森主宰  入江 杏)

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チラシ作製後に会場変更あり。会場は12号館ではなく、2号館です。ご注意ください。

上智大学 四谷校舎 2号館 4F 401教室

◆盛会御礼◆12月4日(日)16:30~ ケアと公共のセミナー(第3回)

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 ケアと公共のセミナー(第3回)

 

介護があぶない!

 ~これ以上の介護保険改悪の動きを止めさせよう!~

あなたは、ある程度の経済的な備えをしておけば、公的な介護が受けられると思っていませんか? 介護離職が話題になっていますが、他人ごとではありません。あなただって、まともな介護が受け られるかどうかわかりません。 日本に公的な介護制度が導入されてから、17年。介護制度は、介護保険法が改定されるたびに、 範囲を縮小され、改悪されて、崩壊しつつあります。 最大の問題は、ヘルパーや介護士など介護を担当する人たちが、肉体的にも感情面でも、かなり の過重、過密な労働をこなしているのに、極めて低賃金であるということです。折角若い人が情熱を もって介護の仕事についても、結婚するために退職するなど、介護に携わる人の退職と高齢化が進ん でいます。このままでは、日本の介護制度は、人材面から崩壊してしまいます。 高いお金を積んで、親を介護付きの住宅に入居させても、褥瘡だらけになっている話を聞いたこ とはありませんか?これ以上の介護制度改悪を許せば、あなたが受けられる介護は、どうなっている のでしょうか? しっかりと現状を聴いて、考えてみませんか?

【日時】:12月4日(日)16:30~18:30

【場所】:真生会館 岩下ホール (JR 信濃町駅 駅前)(改札を出て、切符売り場に沿って右に歩く。 駅を出て右を見ると、目の前)  http://www.catholic-shinseikaikan.or.jp/access

【講師】:小島 美里さん (元新座市市議、介護系NPO 暮らしネット・えん代表)                      http://npoenn.com/

【参加費】 1,000円 ☆どなたでも参加できます。事前申込は、不要です。

☆終了後、講師を囲んで懇親会を予定しています。 各自が飲食された分をお支払いいただきます 。

【主催】  ベグライテン HP http://begleiten.org/  FB  https://www.facebook.com/begleiten2/

               ミシュカの森 FB https://www.facebook.com/mforest

【共催】  上智大学哲学科

【問合せ】 eriorange8050@ezweb.ne.jp 090-9146-6667(関根)・ANA71805@nifty.com(入江)

◆盛会御礼◆11月20日(日)16:30~ 公共哲学を学ぶ会

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市民の力はどこへ向かうのか

ー市民連合、野党共闘、リデモスを語るー

 対談

 中野晃一  vs 奥田愛基

 

・中野晃一(上智大学国際教養学部教授)

略  歴:1970年、東京生まれ。立憲デモクラシーの会・安保法制の廃止と立憲主

義の回復を求める市民連合の呼びかけ人。ReDEMOS理事。

主  著:「つながり、変える 私たちの立憲政治」「右傾化する日本政治」

「戦後日本の国家保守主義ー内務・自治官僚の軌跡」

 

奥田愛基(ReDEMOS代表理事。都内大学院生)

略  歴:1992年福岡県北九州生まれ。中学生時代を鳩間島で過ごす。島根県の

山奥にある全寮制の高校を経て、明治学院大学国際学部を卒業。現在

都内大学院生。元SEALDs中心メンバー。

主  著:『民主主義は止まらない』河出書房、『変える』河出書房

 

〇日時:2016年11月20日(日) 16:30~19:00

〇会場:上智大学 中央図書館 9F 911会議室

〒1 0 2 – 8 5 5 4 千代田区紀尾井町7 – 1

(JR中央線・東京メトロ丸の内線/南北線四ツ谷駅麹町口・赤坂口から徒歩7分)
http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya

 

〇参加費:1,000 円(学生/生保・障害者 500円)

◎申込方法: 後日,発表(事前に申し込みをしないと、入館できません。)

 

申込方法は下記参照。

主催: ベグライテン HP http://begleiten.org/
FB https://www.facebook.com/begleiten2/
ミシュカの森 FB https://www.facebook.com/mforest

共催: 上智大学哲学科

問合せ:090-9146-6667(関根) ・ ANA71805@nifty.com(入江)

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